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​石像岩四仏

奈良市高畑町。花崗岩製。寝仏から登った崖上に、横一列に並んだ磨崖仏がある。いずれも蓮華座上に座す48cnほどの坐像で、錫杖・宝珠姿の地蔵が、向かって右から三番目にあって、岩面が飛び出しているのでよくわかる。その右側が薬壺を持つ薬師如来で、その右が、釈迦、左端が阿弥陀と考えられ、転落した大日如来を含めた特殊な五尊仏像の配列である。像容の作風から、南北朝時代の作かと思われる。(奈良県史 第七巻 石造美術 1984年 p.276)

​アクセス

 

 

〒630-8212 奈良県奈良市春日野町

JR奈良駅、近鉄奈良駅から市内循環バス「破石町」下車

東へ滝坂の道沿いに、徒歩約35分程度。

​寝仏の北側斜面を登り、滝坂三体地蔵近くからさらに斜面を西方向に登る。夕日観音の下あたりにあります。

*登山道を歩くことになります。装備などの準備を心がけてください。

*立ち入り禁止区域にあるため、近づいての見学はできません。

 実物は、道沿いからの見学をお願いします。

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